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中国からカンボジアへの物流状況について記事を書いてから(物流システムもCovid-19から徐々に回復)、AliExpressで発注をしてみた結果の報告です。簡単に言うと、Covid-19以前よりも時間はかかるが、だいぶ速くなったという感想です。
発注した商品はほとんどが小さな電子部品で、まとまった数を発注しても、行きつけの店舗は一つのパッケージで発送してくれます。大きさはだいたい未開封のスマートフォンと同じくらいです。発送にはAliExpress Standard Shippingを選んでいます。理由は、発送状況を追跡できる中でも最も安いですし、カンボジアでは、DHLも含めて、宛先まで届けてはくれないからです。荷物が届くと電話で連絡がきて、自分で取りに行く必要があります。また、配送が理由でdisputeする場合(配送されないなど)、AliExpressが直接対応しますので、返金対応も迅速です。AliExpress Standard Shippingと言っても、AliExpressは配送しません。実際には別の配送業者に委託します。東南アジアではSingapore Postが主流のようです。
これまでのところ、配送にかかる所要日数は4週間から5週間です。商品が店舗から発送されるのに1週間ほどかかるのを考慮すると、全部で6週間程度です。配送費用はだいたい3ドル程度ですから、価格に見合った日数だと思います。Covid-19以前、そして中国からの小口荷物の配送料が安かった頃は、中国からタイのバンコクまでChina Post経由で2、3週間で届いていました。時には1週間で届くこともありました。自分としては、1ヶ月弱ならまあしょうがないか、と納得しています。これまでに商品が発送元に送り返されたり(6月に発注したレーザーダイオードカッターは説明なく送り返されました)、関税がかかったこともありません。おそらく、小さくて軽いからでしょう。また、以前にもまして中国本土ではなく、ヨーロッパやアメリカから発送できる店舗も増えました。
アジア各国は欧州諸国と比較して、(予断は許さないものの)事態をなんとかコントロールできています。日本もアジア近隣諸国と渡航制限緩和に向けて交渉を始めましたし、状況がこれ以上悪化することはないでしょう。
これで止まっていたプロジェクトも再開できます。そしてパーツの保管方法もそろそろ考えないといけません。